ブログ移転
pos.toのサービス終了をきっかけに、コンテンツを少し整理して、ブログもココログから下記に移転することにしました。
http://moonlighting.jp/tateno/
2007年10月にココログ版に移行したcharlotte sometimes、14年間お世話になりました。
ありがとうございました。
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pos.toのサービス終了をきっかけに、コンテンツを少し整理して、ブログもココログから下記に移転することにしました。
http://moonlighting.jp/tateno/
2007年10月にココログ版に移行したcharlotte sometimes、14年間お世話になりました。
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ずっと懸案でした、ムーンライティングのサイトを作りました。
札幌「三原順の世界展」の主催であるムーンライティングとは? と、疑問に思われた方への回答となるようなサイトです。
過去の活動履歴を、ざっくりですが掲載しています。色々とやってきているのですね…。
情報不足でしっかりしていないところもありますが、よろしくお願いいたします。
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弥生美術館「田渕由美子展~1970’s『りぼん』おとめちっく♡メモリー~」に行って来ました。
入り口にはお花がたくさん。くらもちふさこ先生・倉持知子先生連名の花束も。
自分が『りぼん』を読んでいた経緯は、以前
http://tateno.txt-nifty.com/blog/2017/04/post-cc02.html
で書いていましたが、田渕由美子さんの名前を挙げていましたね。
中学生の頃、初めて作ったオフセットの冊子に載せるイラストのために、
田渕由美子さんの「あなたに…」の最後の一コマを懸命に模写していました。
ボールペンで、とてもお見せできるものではないですが(苦笑)。
RMCは一通り、当時のものを大事に持っています。
■今回の田渕由美子展のメモをいくつか。
1954年、兵庫県生まれ。
子供の頃、水野英子さん西谷祥子さんらに憧れ。
高校1年でデビュー。高校では、出来たばかりのマンガ同好会に所属。
他の人は大人っぽい漫画を描いていて、「ド」のつくような少女マンガを描いている自分が馬鹿みたいに思えてショック。
高校2年の時、大島弓子さんに傾倒。この辺で自分の嗜好がはっきりしてきた。
「少女の纏う柔らかな空気感」が好き。当時の大島先生の世界にそういうものを感じた。
きらびやかでない、洗いざらした木綿。「赤毛のアン」のような。
早稲田大学では、童謡研究会に所属。
最初の1年半は、10畳の和室を2つに仕切った5畳の部屋、60Wの裸電球だけ。
その後四畳半のアパートに。「フランス窓便り」はそこで描いた。フランス窓はなく和風の出窓があった。
1つめの「杏」のエピソードが一番好き。陸奥A子さん、佐藤真樹さんに手伝ってもらい、3人でこたつで雑魚寝した。
3つめは小椋冬美さんにたくさん。手伝ってもらった。
林檎ものがたり…唯一ちゃんと描けたと思えるのはエピソード3だけ。
23歳で担当編集者と結婚。
1987年、子育てのため、活動休止。子供が中学生になった頃から再開。
水彩が好き。色合いの頼りなさ。ホルベインの水彩絵の具。
(メモにミスありましたらすみません…直します)
■
私が田渕由美子さん推しになったのは、小学生の頃に自分が惹かれていた
女子たちのイメージに近かったからだろうな…と、思います。
今回、カラー原画で、生き生きした赤毛の女の子に出会えて嬉しかったです。
そして、買って帰った新刊『地上の楽園』も、素敵でした。
立野が子供の頃に住んでいたあたりは、今は再開発で跡形もありません。
横浜の港、河口あたり、昭和の5階建て鉄筋コンクリートの住宅。
今ではこの一帯は嘘のように綺麗になっていますが、
その頃は公害もひどく、川はヘドロまみれで、
色々なゴミが流れていて、ハゼは釣っても食べられませんでした。
それでも、のんびりとしていて、遊ぶところもたくさんあって、
私にとっては楽園のようなところでした。
取り壊される前に、写真を撮りに行ったことを覚えています。
3歳で親に捨てられ、楽ではない人生を過ごしてきたであろう「地上の楽園」の佳夜さん。
ねぇ、どうして ここが 「地上の楽園」なの?
田渕由美子さんが描いた楽園のイメージに共鳴します。
そこにあったかもしれない
なかったかもしれない
愛に満ちた
楽園の記憶
単行本の、「田渕由美子 最後のコミックス!」と書かれた帯には、
「最後だと思うと、不覚にもセンチメンタル極まるあとがきになってしまいました」とのコメント。
「デビュー前後のこと」と題されたあとがきには、15才の秋にデビューした頃住んでいた、
「大阪府豊中市の北の方」の思い出が書かれていました。
「わたしのふるさとともいうべきあの場所に、田舎めいた、懐かしさに胸が震えるような光景はもはやどこにも残っていない」
田渕由美子さんにとっての、楽園だったでしょうか。
それは きっと いつも
世界中の あちこちにあるの(シルキー2003年2月号掲載「地上の楽園」)
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瀧波ユカリさんの『臨死!!江古田ちゃん』全8巻を読んでいました。
字が多いので読むのに意外と時間がかかってしまいましたが、なんか、懐かしい感じでした。
自分が二十歳くらいの頃は、友人のライブやら演劇やらで中央線沿線とかによく行っていたし、
飲んで帰れなくなって泊めてもらったり、劇場で寝たりとかもしばしばありました。
一緒に飲んでる女の子も、美大出てフリーターやりながら演劇やっているような人が多くて。
彼女たちから、デッサンのヌードモデルは実入りがよくて助かるという話を聞いていました。
六本木のショークラブで半裸で踊っているというお姉さんもいましたし。
「江古田ちゃん」はおそらく、私よりずいぶん後の時代ですが、
2000年代にもこういうノリがまだまだあったのですね…と、
何となく懐かしい気分になりました。
そして、8巻も読んでいると愛着が出てきて、最終回はちょっと寂しい気持ちに。
焼きそば買ってくる友人M、いいなぁ。
「昼休みに
給食をぜんぶ食べたら
好きなこと
していいから
わたしは
石を積もう」
(第一詩集『オウバアキル』所収「低空」より)
詩って、こんなに凄いものなんだと、改めて気づかされました。
この感じ、どこかである…と、記憶をたどって、いろいろな事を思い出しました。
諸星大二郎さんの「不安の立像」が張り付いてくるような感覚も。
書かれずにはいられなかった言葉たちの、力を感じました。
「三原順の世界展」の開催延期に伴いトークイベント「三原順のことばを考える」も延期となりましたが、
予定していた開催日時(2020年6月13日(土)14:00~)に、瀧波ユカリさんと三角みづ紀さんで、
三原順イラスト詩集「ハッシャ バイ」の詩を朗読するラジオトークを配信して下さることになりました。
http://moonlighting.jp/sekaiten/2020-6-radiotalk/
私も楽しみにしています!
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■「三原順の世界展~生涯と復活の軌跡~」※来年度に延期となりました。
日時:2020年6月3日(水)~6月14日(日)
場所:札幌市民交流プラザ1階SCARTSコート
主催:ムーンライティング、札幌市民芸術交流センターSCARTS(札幌市芸術文化財団)
http://moonlighting.jp/sekaiten/
延期後の会期につきましては、公式サイトなどからの発表をお待ちください。
なお、会場で販売予定でした製作済みのグッズにつきましては、通販を開始しております。
⇒ムーンライティングBOOTHショップ
■「北海道コミティア12」※こちらは発表する前に中止の連絡が届きました。
http://elysian.dojin.com/h-comitia/hc12.html
日時:2020年5月31日(日)
会場:札幌コンベンションセンター
展示参加:「三原順の世界展~予告展」
サークル名:ムーンライティング
いずれも来年に持ち越して、実現する方向で考えています。
没後25年に合わせて企画してきた展示会が延期になるのは残念ですが、
来年に、よりよい展示ができるように、気持ちを切り替えていこうと思います。
ずっと買った本を読む余裕もなく忙しく過ごしてきて、
更にコロナに追い詰められて、このままでは良い展示が出来ないと
焦りだしていたところに、SCARTSの方から来年度への延期の打診が来て、
各位にご相談のうえ、早めに決断しました。
間に合わなくて諦めていたあれこれも、来年ならできると思いながら、
今は少しゆっくり過ごしています。
忙しい中、札幌展を楽しみにしているという声に、元気づけられていました。
ありがとうございます。来年こそ、実現しますね。
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1年ぶりのココログになってしまいましたが、今年も、春の「三原順さんに花束を」ページを設置しました。
昨年の秋、十勝で撮影した馬の写真です。
http://mihara.to/flower/2020/
※公開直後、3月1日の午前1時~2時頃、書き込めない状態でした。申し訳ございません。
この1年間も、色々なことがありました。
そして今、振り返っている暇もなく先へ…という感じで。
強烈に忙しい日々を送っています。
■札幌「三原順の世界展」
日時:2020年6月3日(水)~6月14日(日) ※6月10日(水)は休館予定
10:00~19:00(予定)
場所:札幌市民交流プラザ1階SCARTSコート
札幌展ということもあり、三原順さんの子どもの頃の絵や作文などを初展示の予定です。
3月に東京で開催される三原順原画展とは、内容は異なります。
悲願である札幌開催に向けて、まだまだ努力を続けていきます。
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今年も、春の「三原順さんに花束を」ページを設置しました。
http://mihara.to/flower/2019/
札幌市中央区にある中島公園の太鼓橋の写真です。
近くに「鴨々川水遊び場」があったそうです。
BOOTHショップ『Moon lighting』にて、2018年大阪原画展のオリジナルグッズと図録の通信販売を行っております。
(匿名配送方式です)
展示会やっていたの知ってたら行ったのに…という方、すみません。
グッズだけでもお楽しみいただけましたら。図録は資料としても貴重です。
いろいろなことがあって、静かにクロージング・タイムを味わいたい
気持ちのリハビリもおぼつかないまま仕事も増やしてしまったり。
忙しさを言い訳にネット落ちに近い状態で、それでも浮上を試みつつ。
三原順さんの新しい原画展の話も二転三転しながら。
転がりながら進み続けて、何かに辿り着けますよう。
出来ることを少しずつ。
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グレアムファンの友人の告別式に参列してきました。
彼女とネットで話すようになったのがいつ頃だったかは、
はっきり覚えていないのですが、
20年前に立野が長髪の髪を切ったときの日記で、
髪型のことをふざけて「デデキントカット」と書いていたことに
激しく反応されたことを覚えています。
マニアックな数学タームなので、今はともかく当時はネット上に情報もなく、
むしろ通じたことにこちらが驚いていました。
特に密に連絡を取っていたわけではないのですが、
2005年に『誰のための綾織』を貸してくれたのが彼女でした。
cf. http://tateno.pos.to/mihara/m2005.html#memo45
彼女からの手紙は、静かな怒りを感じるものでした。
今日の告別式はプロテスタントの教会でした。
牧師様が、彼女が19歳で洗礼を受けるに至った経緯を、
彼女自身が話していた記録に基づきながら、お話してくださいました。
皆様の語る思い出話からも、彼女の色々な面を知ることができた、素敵な告別式でした。
自分も、彼女が何故三原順さんのファンになったのか、
もっと聞いておくべきだったのでしょうか。
ただ、彼女の生き方を見ていれば三原ファンであるのがとても自然に思えますし、
聞かれても困るのではないかと思ってしまったのです。
今年の大阪の原画展にも熱心にアドバイスをくれていました。
11月に大阪の三原順原画展の報告をしに行った時は、じっくりと話を聞かれて、
頻繁にあればいいというものではないが、定期的に開催するというのはどうかなど、
あれこれと今後のアイデアを出してくれました。
「これからですね」という言葉を投げかけてくれたのも彼女でした。
私は、あまりキャラの誕生日にはしゃいで祝うようなことはしてきていないですが、
今日は少しグレアムの誕生日を祝いたい気持ちになりました。
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2018年10月30日~11月4日に大阪スタジオクートギャラリーで開催の
「三原順 原画展 Four Seasons ~三原順の四季~」は無事終了しました。
想定していた入場者数を4割ほど上回る盛況で、小さなギャラリーは静かな熱気に包まれていました。
自分の持っている懐かしいグッズをお持ちになる方、熱心に感想ノートに思いを記していく方、
原画を前に涙ぐむ方、カフェで静かにBGMに耳を傾ける方、みなさま心に残っています。
たまたま、あさぎり夕先生の訃報をネットで探していたら、偶然に三原順原画展の情報を見つけ
慌てていらっしゃった方もいらっしゃいました。
原画展でスタジオライフの上演を知り当日券で観に行った方もいらっしゃり、
また逆に、スタジオライフファンの方が見にいらして、原作も読んでみますと言っていただけたのも嬉しかったです。
劇団スタジオライフの倉田淳さん、藤原さん、そして稽古の休憩時間に足を運んでくださった役者さんたちにも感謝です。
皆様にサインいただきましたチラシは大人気でした。
何度か、「立野さんて男の人だったんですか」と驚かれました。
15年位前まで、立野が東京でオフ会に行くたびにしばしば言われていていましたが、
ずいぶんと久しぶりです。それだけ、今まで届かなかった方たちに届いたのだと思います。
関西で開催したことは有意義だったのだと改めて感じました。
いらしていただきました皆様、そして来られずとも遠方で見守って下さったファンの方々に感謝です。
関西でのスタッフの方たちにも感謝です。
関西で初めての三原順原画展を、知っていれば行ったのにという方が一人でも少なくできるように、
事前にあちこちにチラシを置いてまわってくださったり、情報サイトへの掲載依頼など
積極的に進めて下さった方に感謝です。
土日の混雑を乗り切ることができたのも、
狭いスペースでの物販に日々工夫を加え改善していただけた
スタッフの皆様のおかげです。
スタジオクートギャラリーのオーナーの方は、壁の補強から設営のお手伝いまでしていだいて、
会期中も何かと楽しみながら支えてくださいました。
素敵な場所と出会えたと思っています。
好評であったオリジナルグッズの製作には、旧知の三原ファンの方たちに
デザイン等ご協力いただきました。
図録の編集では徹夜の校正と更には会社を休んでお付き合いいただいた方もいらっしゃいます。
劇団スタジオライフさんも「はみだしっ子」グッズを作っているのに、
私たちのグッズが本当に売れるのだろうか、不安のまま迎えておりましたが、
最終日には売り切れとなるグッズもでてきてしまい、嬉しい悲鳴でした。
会場で売り切れのためご購入いただけなかった皆様には申し訳ございませんでした。
通販にあたり増刷も検討しておりますので、公式の発表をいましばらくお待ちください。
http://mihara.to/database/2018osaka-genga.html
今回は私たちが作った初めての原画展でもありました。
小さなギャラリーとはいえ、額装など作品の扱い、借用と保険の手続きから原画の返却まで、
出来る限りではありましたが、きちんとすることを大事にしてきました。
それらのご指導をくださった方たちにも感謝しております。
会場の謝辞の冒頭は、三原順さんのお兄様のお名前にさせていただきました。
1999年、私たちが札幌の三原順さんのマンションにお邪魔した際に、
妹である三原さんの思い出を懐かしそうに楽しそうにお話しいただけたことを覚えています。
2000年に三原さんのマンションを引き払う際に、
私たちに託してくださいました三原順さんのご遺品の一部を、今回展示するに至りました。
お兄様も既に故人となってしまいましたが、感謝の気持ちは忘れません。
ありがとうございました。
以上、原画の返却も完了し、まだ事後処理も残っておりますが、
ひとまずは無事終了の報告でした。
開催に至るまで、様々なことがあり、寝る暇もないくらいずっと大変で、
相方には何度か「もうだめ、無理」と泣かれ挫折しかけ、
あともう少しだからと励ましながらやってきました。
東京に帰るなり仕事も忙しく、未だ疲れも回復せず、戻ってきた荷物は家の中でごった返しのまま。
ゆっくりふり返る間もなく、ご報告が遅れました。
自分もあまりの心労・疲労で、原画展が終わったらしばらくは姿をくらまして消え去りたい気持ちでいました。
けれど、原画展の会場で、「原画展を開いてくれてありがとう」「関西で開いてくれてありがとう」と
皆様からお声がけしていただいたことを、夢のように思い出しています。
そして「これからですね」と言われたことも。
今回、「Sons」最終回のイラストで作ったお持ち帰り用のショッパーが好評だったことも嬉しかったです。
最初はオレンジのトートバッグで提案して、見積もりまで取ったのですが、
単価も高いしロットが厳しく「はみだしっ子」ならともかく「Sons」で売れるの?
残ったら在庫はかさばるし、布では細かい印刷が出ないかも?となり一度は断念。
それでも自分がどうしても欲しくて自腹でもいいからと改めて無料のビニール袋で提案しなおし、
過労の相方が印刷所とやりとりしながら2回データを直して入稿してくれて、やっとできたものです。
自分が欲しくて作ったものですが、綺麗に刷り上がって、皆様に喜んでいただけて、嬉しかったです。
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ショーケースで、三原順さんのカセットテープ(46分16曲)を1本展示します。
2015年の復活祭で展示したものとは違うもので、会場の雰囲気に合わせ
明るめの洋楽中心のテープを選びました。(図録に明細載せております)
ギャラリー併設のカフェのBGMに、これをかけさせていただけそうです。
展示するカセットテープから収録した16曲に、三原作品に関係する24曲をセレクトし、
全40曲、約2時間で一周します。
テープから起こした音源はノイズもありますが、それも含め
三原順さんの音楽としてお楽しみください。
★スタジオクートカフェ
http://coote.club/?tid=4&mode=f4
コーヒー400円~
ランチタイムはカレーなどあります。
■charlotte sometimes vol.1.9配布
フリーペーパー「charlotte sometimes vol.1.9」を会場にて配布します。
こちらに、BGM全40曲のセットリスト掲載しております!
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